コラム COLUMN

脊柱管狭窄症が治らない理由

腰や臀部、足にかけて痛みがある…
お尻から足が痺れる…
長い距離を続けて歩くことができない…
痺れや痛みが出たり治まったりを繰り返す脊柱管狭窄症。
悪化してしまうと排尿障害が出ることも。
脊柱管狭窄症が良くならない理由、その原因を今回はご紹介します。

脊柱管狭窄症の原因

子どもの頃には慢性的な腰痛が出ることはほぼありませんが、これはクッションである椎間板、骨、神経や筋肉に損傷がなく、正常に機能しているからです。
加齢によって背骨のズレや椎間板ヘルニアでも、脊柱管が圧迫されて狭窄症になっていきます。早い人では16歳前後から、腰の部分に負担がかかりすぎると椎間板に損傷が生じ始めます。
損傷した部分からクッション成分が漏れ出して、クッション機能が低下し、
骨が変形することにより神経を圧迫して痛みを発生させたり、痺れを引き起こしてしまいます。

つまり脊柱管狭窄症は、『椎間板の損傷』から始まると考えられています。
さらに脊柱管狭窄症は別の病気を引き起こす原因となり得ますので、「その内良くなる」と放っておくのは怖い症状なのです。

脊柱管狭窄症が治らない原因

今起こっている症状が本当に脊柱管狭窄症によるものか、あるいは椎体間のすべりや変性側弯などの脊柱変形による症状がでているのかを徹底して調べていく必要があります。
貼り薬やコルセット、神経ブロックや脊髄の神経の血行を良くする薬など、 これらで症状が改善することもありますが一時的に痛みを抑えても、それは一時的でしかありません。

また、実際に脊柱管狭窄症の手術を受けても症状が改善されなかったという方を念入りにお調べすると、脊柱菅狭窄症はあるものの、痛みの原因は別のところだった、という事例もありました。
脊柱管狭窄症という結果にだけ目を向けるのではなく、立位・座位での姿勢評価、歩行姿勢、筋力、呼吸、など複合的に見ていかないと症状は改善していきません。

当院での改善方法

脊柱管狭窄症が本当に腰から来ているものか、他の部分の動きから負担がかかっているのではないかをしっかり見極め、根本的な改善をするため原因にアプローチしていく事を推奨しています。
そのために姿勢改善、食生活の改善といった身体の基本を根本的に整えていく施術を患者さんおひとりおひとりに合わせて行います。
檜-ひのき-鍼灸接骨院ではカウンセリング8割、施術2割と考えています。
施術による結果というのはカウンセリングの時点でほとんど決まっています。いくら良い施術法があったとしても、そもそも見立てが違っていると症状の改善は期待できません。この時点で神経症状が強い場合、感染症や骨折の疑いがある場合は連携病院へ紹介することもあります。

同じような症状でも人により原因は違います。
原因を見つけるために徹底したカウンセリングと検査がとても重要となります。
おひとりおひとりの体の状態に合わせた鍼灸施術や、痛みが強い場合にはハイボルテージ療法を用いて、疼痛の軽減や回復力の促進を行います。

栄養指導、整体施術、トレーニングやリハビリで体幹の安定、姿勢の維持、コンディショニングを整えます。
おうちで出来る体操やストレッチを動画で振り返ることが出来るので、ご自身で正しくセルフケアを行えます。

まとめ

今回は脊柱管狭窄症が良くならない理由と改善方法をご紹介しました。
正しい原因が見つけられない場合や間違った改善方法では、症状が悪化する事も考えられます。
病院や他の整骨院・整体院に行っても改善しない症状も、当院にお任せ下さい。
どこに行っても改善しない重い症状にも対応します。

檜-ひのき-鍼灸接骨院では脊柱管狭窄症の改善、根本治療であなたの脊柱管狭窄症の悩みを改善します。
脊柱管狭窄症だけでなく体の痛みや不調はいつでもご相談下さい。

この記事を書いたスタッフ

院長・柔道整復師 檜作 徹

圧倒的な技術力、正しい鑑別、正しい施術により未病を未然に防ぎ、豊かな毎日を手に入れるためのサポートします。
不必要な通院指導、根拠のない情報を伝えないこと。患者様が正しい知識を身につけてもらうことにより、自分自身で自走できることが大切だと考えています。

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