コラム COLUMN

ヘルニアが治らない理由

腰や臀部が痛い…
前かがみになったり、椅子に座っている時間が長いと痛みが強くなる…
足に力が入りにくい…
痛みのせいで仕事に影響が出ているという方もいらっしゃるのではいないでしょうか?
安静にしていても回復の見込みが見えない事もあるつらいヘルニア。
ヘルニアが良くならない理由、その原因を今回はご紹介します。

ヘルニアの原因

椎間板ヘルニア、中でもよく耳にするのは腰椎椎間板ヘルニアと頚椎椎間板ヘルニアかと思います。
ヘルニアとはラテン語で、『飛び出す』という意味があります。椎間板の中にある髄核と呼ばれるものが飛び出し、それが神経に当たって麻痺が誘発されます。
椎間板は20歳を過ぎた頃から、だんだんと弾力性が欠けていくと言われていますので、ちょっとした動作による衝撃や圧迫に耐えられず起こってしまう事も。
中腰で重いものを持ち上げたり、腰を強くひねったり、また強い外力でなかったとしても、長時間の座り仕事や運転など腰に負担をかけ続けていると、椎間板ヘルニアの原因になってしまいます。

ヘルニアが治らない原因

ヘルニアが良くならない理由は様々あるかと思いますが、そもそも今の痛みが、本当にヘルニアによるものなのか?ということを考えなくてはなりません。今起きている症状は何が原因なのかを見極められなければ、改善しないまま痛みに耐えるだけになってしまいます。

腰の痛みや、お尻から足にかけての痛みや痺れを訴える方の中には、過去にヘルニアと診断された方も多くいらっしゃいます。手術をしても痛みが改善しなかったというお声も耳にします。
もしもヘルニアが原因ではないとしたら、手術をしても改善は難しいでしょう。
ただし、症状によっては手術が必要な症状の方もいらっしゃいます。

24時間変わらずに痛みがあり、下肢に力が入らなかったり、両脚の感覚がなかったりといった方は手術が必要な可能性が高い状態です。
ですが手術が必要なほど悪化している方は、100名中数名居るか居ないかです。ほとんどの方が痛みに変化があったり、安静にしていると痛くないなどの変化があるものです。このような場合、原因は固くなった筋肉や関節にあることが考えられます。また、ヘルニア以外の精神的ストレスが原因での症状など、複合的にどこに原因が潜んでいるかを追求していかない限り、根本的な改善には繋がりにくいと考えます。

当院での改善方法

ヘルニアが本当に腰から来ているものか、他の部分の動きから負担がかかっているのではないかをしっかり見極め、根本的な改善をするため原因にアプローチしていく事を推奨しています。
そのために姿勢改善、食生活の改善といった身体の基本を根本的に整えていく施術を患者さんおひとりおひとりに合わせて行います。
檜-ひのき-鍼灸接骨院ではカウンセリング8割、施術2割と考えています。
施術による結果というのはカウンセリングの時点でほとんど決まっています。いくら良い施術法があったとしても、そもそも見立てが違っていると症状の改善は期待できません。この時点で神経症状が強い場合、感染症や骨折の疑いがある場合は連携病院へ紹介することもあります。

同じような症状でも人により原因は違います。

原因を見つけるために徹底したカウンセリングと検査がとても重要となります。
おひとりおひとりの体の状態に合わせた鍼灸施術や、痛みが強い場合にはハイボルテージ療法を用いて、疼痛の軽減や回復力の促進を行います。
栄養指導、整体施術、トレーニングやリハビリで体幹の安定、姿勢の維持、コンディショニングを整えます。
おうちで出来る体操やストレッチを動画で振り返ることが出来るので、ご自身で正しくセルフケアを行えます。

まとめ

今回はヘルニアが良くならない理由と改善方法をご紹介しました。
正しい原因が見つけられない場合や間違った改善方法では、症状が悪化する事も考えられます。
病院や他の整骨院・整体院に行っても改善しない症状も、当院にお任せ下さい。

どこに行っても改善しない重い症状にも対応します。
檜-ひのき-鍼灸接骨院ではヘルニアの改善、根本治療であなたのヘルニアの悩みを改善します。
ヘルニアだけでなく体の痛みや不調はいつでもご相談下さい。

この記事を書いたスタッフ

院長・柔道整復師 檜作 徹

圧倒的な技術力、正しい鑑別、正しい施術により未病を未然に防ぎ、豊かな毎日を手に入れるためのサポートします。
不必要な通院指導、根拠のない情報を伝えないこと。患者様が正しい知識を身につけてもらうことにより、自分自身で自走できることが大切だと考えています。

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